黒潮の使者、初夏を運ぶ

カツオフリー

江戸時代、緑鮮やかな季節になると江戸っ子は、庶民も金持ちも、相模沖に到着する魚の群れに目の色を変えたといいます。見栄っぱりな彼らは「女房を質に入れても」と高値のこの魚に大金を投じようとしたとか。
江戸時代の俳人、山口素堂が春から夏にかけ、江戸の人々がもっとも好んだ風物を詠んだ句の下線部にふさわしい語句を選びなさい。
目には青葉 山ほととぎす _____

①寒鰆
②初鰹
③初諸子
④春鰊  “黒潮の使者、初夏を運ぶ”の続きを読む

目で楽しむ初夏の色 茶そば

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萌葱(もえぎ)、若草、青葉、若竹。これらはどれも、緑色をあらわす日本の伝統色の色名だ。日本人は昔から、目に入ってくるたくさんの色の、かすかな違いを感じ取り、それを色名に残してきた。 “目で楽しむ初夏の色 茶そば”の続きを読む

あじは味なり、その味の美をいふなり

アジ

―あじは味なり、その味の美をいふなりといへり
かの江戸時代の学者、新井白石は『東雅』でこう述べています。初夏を思わせる潮風とともに脂がのって、おいしくなるアジの漢字には、その旬の時期が表されています。以下より、アジを表す漢字を選びなさい。
① 魳
② 鯵
③ 鰈
④ 鯥  “あじは味なり、その味の美をいふなり”の続きを読む

“24の季節を楽しむ1年”〜立夏/端午の節句〜に参加してきました

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四季の節目となる立春、立夏、立秋、立冬を中心に、その季節にちなんだお話をしながら、お料理や日本酒で旬を愉しむ―。そんなイベントが4月27日、東京・渋谷のCOOK COOP渋谷キッチンスタジオで行われました。 ““24の季節を楽しむ1年”〜立夏/端午の節句〜に参加してきました”の続きを読む