行き交う人々そして花見客に見つめられ‥恥ずかしかっただろうに。桜の木々には小さなサクランボが実り始めました。 “5月にオススメの花達”の続きを読む
黒潮の使者、初夏を運ぶ
江戸時代、緑鮮やかな季節になると江戸っ子は、庶民も金持ちも、相模沖に到着する魚の群れに目の色を変えたといいます。見栄っぱりな彼らは「女房を質に入れても」と高値のこの魚に大金を投じようとしたとか。
江戸時代の俳人、山口素堂が春から夏にかけ、江戸の人々がもっとも好んだ風物を詠んだ句の下線部にふさわしい語句を選びなさい。
目には青葉 山ほととぎす _____
①寒鰆
②初鰹
③初諸子
④春鰊 “黒潮の使者、初夏を運ぶ”の続きを読む
菖蒲酒にはご用心!?
端午の節句に、武を貴ぶ・尚武(しょうぶ)の験をかついで、菖蒲(しょうぶ)湯にしてお風呂を楽しむ古来の習慣が復活の兆しをみせている。 “菖蒲酒にはご用心!?”の続きを読む
穀雨 ~あれに見えるは茶摘ぢやないか
穀雨とは、春の雨がたくさんの穀物を潤すことから名づけられたもので、雨で潤った田畑は種まきの好期を迎えます。 “穀雨 ~あれに見えるは茶摘ぢやないか”の続きを読む
魚界のセレブは貪欲。それがうまさの秘密
恵比寿さまに抱かれている姿でおなじみのこの魚。桜の咲く季節になると、桜の花のように美しい紅色に染まり、旬を迎えます。正岡子規が、うろこに散りゆく桜花を重ねて詠んだ句の下線部にふさわしい言葉を選びなさい。
俎板に 鱗ちりしく ___
①桜海老
②桜鯛
③桜蛸
④桜鱒 “魚界のセレブは貪欲。それがうまさの秘密”の続きを読む
穀雨の雨にグングン育つオダマキ
春とは、こんなに雨の降るものだったのかしら? “穀雨の雨にグングン育つオダマキ”の続きを読む
竹之御所風・たけのこ姿ずし
東京・小金井に三光院という臨済宗の尼寺がある。ここは、室町時代から続く、京都嵯峨にある尼門跡(にもんぜき)寺院・曇華(どんけ)院の別院で、歴史ある雅な精進料理を今に伝えている。 “竹之御所風・たけのこ姿ずし”の続きを読む
清明 ~ながめを何にたとふべき
清明とは春先の清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔」という語を略したもの。万物が若返り、清々しく生き生きと明るく美しいころのことをいいます。 “清明 ~ながめを何にたとふべき”の続きを読む
おしゃれなお姉さん、貝母百合
ここ数日。お洗濯をするもの気持ちが良くって、冬の合間は乾燥機ばかり使っていたけれどここ数日は天日干しに切り替えました。 “おしゃれなお姉さん、貝母百合”の続きを読む
思わず目を見張るおいしさの春告魚
北国の「春告魚」がにしんなら、この魚の登場は日本列島にかけ足でやってくる春の訪れを報せてくれます。里山の幸、たけのこが出ると、相性良しのこの魚との炊き合わせが愉しみに。生食志向の強い現代でも、一尾まるごとの煮つけが人気のこの魚を選びなさい。
①アカムツ(ノドグロ)
②カサゴ
③キンメダイ
④メバル “思わず目を見張るおいしさの春告魚”の続きを読む