端午の節句に、武を貴ぶ・尚武(しょうぶ)の験をかついで、菖蒲(しょうぶ)湯にしてお風呂を楽しむ古来の習慣が復活の兆しをみせている。 “菖蒲酒にはご用心!?”の続きを読む
カテゴリー: 旬をいただく
竹之御所風・たけのこ姿ずし
東京・小金井に三光院という臨済宗の尼寺がある。ここは、室町時代から続く、京都嵯峨にある尼門跡(にもんぜき)寺院・曇華(どんけ)院の別院で、歴史ある雅な精進料理を今に伝えている。 “竹之御所風・たけのこ姿ずし”の続きを読む
桜が咲った(わらった)
桜が咲いた。
私たちは、こぞって、桜の花の開花を今か今かとこころ待ちにし、散りゆく花を惜しむ。その理由というものがあるとすれば、どういうことだろうかと探したくなって、サクラという言葉をたどってみた。 “桜が咲った(わらった)”の続きを読む
わさびの花は怒らせて
わさびの花の出荷がはじまりました。時季ものは出まわる期間がとても短いですが、逃さずにキャッチして速やかに下処理をしておけば、2週間くらいは十分に楽しむことができます。春分のわさびの花は、ツーンと辛さを引出して、醤油漬けにしてみてはいかがでしょう。 “わさびの花は怒らせて”の続きを読む
わさびとブルドーザー
暖かい土の中で、ぬくぬくと冬籠りをしていた虫たちが目覚める季節がやってきました。 “わさびとブルドーザー”の続きを読む
さながら動く水の色
「白魚や さながら動く 水の色」
この句は、江戸中期の俳人・小西来山の句。雪解け水で豊かに増した川の水面に、あたかも波紋がさざめくように群れ泳ぐ白魚の姿を詠んだものです。 “さながら動く水の色”の続きを読む
椿ままごと
白玉椿(しらたまつばき)、侘助(わびすけ)、袖隠(そでかくし)、乙女椿(おとめつばき)・・・この風雅な名前はどれも、椿の花につけられたものです。古くから、日本人は椿という植物に特別な思い入れをして、親しんできました。 “椿ままごと”の続きを読む
謎多き柚餅子に挑む
柚餅子は、謎めいた食べ物だ。 “謎多き柚餅子に挑む”の続きを読む
セリですっきり春を迎える
料理教室で行事食をテーマにしたりしているくせに、お正月の代表的な行事食である七草粥にはどうも食指が動かない。 “セリですっきり春を迎える”の続きを読む
お餅で太陽エネルギーを摂取!
わが家の年末恒例イベントといえば、餅つきだ。夫の生家で四〇年やっていた行事を引き継いで一〇年ほど。 “お餅で太陽エネルギーを摂取!”の続きを読む