味よし 香りよし 姿よし

あゆ鮎1

日本の夏を代表する川魚、鮎。豊かな川に恵まれた日本人は、古くから鮎を‘初夏の使者’として珍重し、その恵みを味わってきました。その華麗に泳ぐ姿から‘清流の女王’とも称される鮎は、古来より日本人に愛されてきただけに、さまざまな別称をもつ川魚です。以下より、鮎のことを表わさない言葉を選びなさい。

①喧嘩魚
②公魚
③香魚
④年魚  “味よし 香りよし 姿よし”の続きを読む

皮目もうまい、味の濃い夏魚。

イサキツキジ

梅雨に入り、人間にとってはうっとうしく感じることが多いこの時季は、魚にとっては恵みの雨。山々からの栄養をふくんだ水が海へ流れ込み、海にはプランクトンが豊富となり、さまざまな魚が肥え太ります。
卵をもつ梅雨の時季に旬を迎えるため、「梅雨」や「麦わら」という季節の言葉が冠され、背びれの形から「鶏魚」の漢字があてられるこの魚を選びなさい。
①イサキ
②コショウダイ
③コロダイ
④メジナ “皮目もうまい、味の濃い夏魚。”の続きを読む

繊細、美麗。通好みの味。

キス2 (1)

なんて涼しげな容姿でしょう。初夏の爽やかさをそのまま体に現したような清楚さ。“海の鮎”と昔の人がいったのも、さもありなんと想えます。それにまた、名前の響きがステキです。きす、キス・・・。清楚な姿と響き美しいこのキスの、漢字表記を選びなさい。

①鱚
②鯒
③鯛
④鱧  “繊細、美麗。通好みの味。”の続きを読む

懐深き、大衆魚。

アジ

初夏の潮風とともに脂がのって、おいしくなるアジ。いままさにこの時季、5月から6月においしさのピークをむかえています。産地の漁師たちだけが愉しんでいたアジの生食が日本中に広がったのは、東京オリンピックの少しあとのこと。アジの代表的な生食のうち、誤りを選びなさい。
①さんが
②たたき
③なめろう
④水なます  “懐深き、大衆魚。”の続きを読む

雪の舞う季節にはちり鍋が恋しく

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しんしんと降り積もる雪の夜には、ことさらこの魚のちり鍋が恋しくなります。卵が重宝される日本ではメスが好まれがちですが、ことこの魚に限ってはオスのほうが値も腹も張ります。この魚を選びなさい。
①鮫
②鯛
③鱈
④鮪 “雪の舞う季節にはちり鍋が恋しく”の続きを読む

築地初荷の話題をさらうマグロ界の王者

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今年の小寒は1月5日。築地市場では5日朝、取引の幕開けとなる初競りが行われます。初競りの目玉は築地の花形、まぐろ。この日ばかりは一匹、100㌔を上回る大型の本マグロで占められます。体の色と希少価値から「黒いダイヤ」とも、「海の宝石」とも呼ばれるマグロを選びなさい。
①キハダマグロ
②クロマグロ
③ミナミマグロ
④メバチマグロ  “築地初荷の話題をさらうマグロ界の王者”の続きを読む

師走の千両役者

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昔は大晦日の日暮れが一年の終わりとされ、新たな年の夕食から元日にかけて家族そろって食する魚を「年取り魚」と呼んでいました。日本各地に年取り魚は数あれど、東日本の代表といえば新巻でおなじみの塩サケでしょう。西日本を代表する年取り魚を選びなさい。
①鮭
②鰆
③鱸
④鰤 “師走の千両役者”の続きを読む

ちょっと贅沢、日本海の冬の味覚

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上品で奥深い味わいは、まさにかにの女王の風格充分。福井の漁港で揚がると越前がに、山陰では松葉がにと呼ばれます。さらにオスとメスとを別の名で呼び分けるこのカニを選びなさい。
①ガザミ
②ケガニ
③ズワイガニ
④タラバガニ  “ちょっと贅沢、日本海の冬の味覚”の続きを読む

濃厚な旨みあふれる 海の宝石

yakigaki

殻からジュッと汁がこぼれ、芳しい香りがあたりに広がるような焼きガキ。独特の旨みがたまらない海の味覚、カキが古くから重宝されてきたのは、おいしさはもちろん、栄養価の高さにありました。栄養素たっぷりのカキをあるものに例えた呼称を以下から選びなさい。
①海の小判
②海のパイナップル  
③海のフォアグラ
④海のミルク  “濃厚な旨みあふれる 海の宝石”の続きを読む

京料理の華 色も味も雅びな魚

あまだいポスタ

秋が深まり山が色づいてくる頃、海でも鮮やかな色の魚が旬を迎えます。関西では「ぐじ」と呼ばれ、京料理には欠かせないこの魚を選びなさい。
①アマダイ
②イシダイ
③キンメダイ
④マダイ  “京料理の華 色も味も雅びな魚”の続きを読む