寒い季節が旬で、ことに早春の時季の味には格別なものがあるといわれるこの魚。かつては「君魚(きみうお)」などと呼ばれ、やんごとなき人々御用達(ごようたし)の高級魚でしたが、最近は鮮魚店の店頭でも色鮮やかな姿を見かけることが増えてきました。ヨーロッパ産の種は、本場のブイヤベースになくてはならない存在だとか、この魚を選びなさい。
① アマダイ
② カナガシラ
③ ホウボウ
④ ホッケ “海底の吟遊詩人”の続きを読む
異国で出会った純白のクリスマスローズ
24節気のうち、言葉の組み合わせが美しいなぁと思うものがいくつもあって「雨水」はそのなかでもひときわ。 “異国で出会った純白のクリスマスローズ”の続きを読む
さながら動く水の色
「白魚や さながら動く 水の色」
この句は、江戸中期の俳人・小西来山の句。雪解け水で豊かに増した川の水面に、あたかも波紋がさざめくように群れ泳ぐ白魚の姿を詠んだものです。 “さながら動く水の色”の続きを読む
立春 ~季節の動きはこころの動き
二十四節気で一年のはじまり、春のはじまりとなる立春。とはいえ、今年は特に冷え込みが厳しく「立春寒波」の襲来が騒がれています。寒さもピークを迎えるこのころ、なぜ「春が立つ」のでしょうか。 “立春 ~季節の動きはこころの動き”の続きを読む
こいつぁ春から縁起がいいわぇ
歌舞伎の演目、‘三人吉三(さんにんきちさ)巴白波(ともえのしらなみ)’の大川端(おおかわばた)(隅田川)のシーンに、以下のようなセリフがあります。下線部にふさわしい魚介を選びなさい。
月もおぼろに____の かがりもかすむ 春の空
① しらうお
② しらす
③ しろうお
④ しろえび “こいつぁ春から縁起がいいわぇ”の続きを読む
寒気と一緒に吸い込む沈丁花の香り
全国各地で梅の花も見頃。早咲きの寒桜も咲いていて季節はいよいよ春ですね。 “寒気と一緒に吸い込む沈丁花の香り”の続きを読む
椿ままごと
白玉椿(しらたまつばき)、侘助(わびすけ)、袖隠(そでかくし)、乙女椿(おとめつばき)・・・この風雅な名前はどれも、椿の花につけられたものです。古くから、日本人は椿という植物に特別な思い入れをして、親しんできました。 “椿ままごと”の続きを読む
大寒 ~どこかで春が生まれてる
大寒とは寒さがさらに厳しくなり、1年中で最も寒い時季のこと。 “大寒 ~どこかで春が生まれてる”の続きを読む
とろとろ溶ける冬の珍味
西日本であまりなじみがなく、もっぱら関東から北海道で親しまれています。もともとは漁師の間でしか食べられていませんでしたが、今では一般にも流通、タラより相場が高いことも度々あるそうです。
築地市場での通称は「たち」や「たつ」、いずれも北海道や東北地方での呼び名。このほか地域によってたくさんの地方名を持ちますが、マダラの白子とは異なる呼び名を選びなさい。
①菊子
②雲子
③助子
④だだみ “とろとろ溶ける冬の珍味”の続きを読む
極寒に咲く愛おしいパンジー
二重橋あたり、皇居のお堀にも氷が張っています。 “極寒に咲く愛おしいパンジー”の続きを読む