日本人を幸せにしてくれる魚

ふぐ 秀

産卵前の冬、鍋の季節に旬を迎えるふぐ。淡泊にして、旨みがぎゅっと詰まった味わい。ふぐ刺し、ふぐちり、焼きふぐ、から揚げ、白子・・・、いずれもうっとりするほどのおいしさです。
そのふぐの最大の特徴は肝臓や卵巣に含まれる猛毒。その毒の怖さになぞらえたふぐを表す符丁(ふちょう)のうち、誤りを一つ選びなさい。

①鍛冶屋殺し
②北枕
③鉄砲
④富   “日本人を幸せにしてくれる魚”の続きを読む

冷たい海が太らせる 海のミルク。

かき養殖浜名湖

冬の足音がすぐそこに聞こえるこの時季、牡蠣(かき)が冷たい海のなかでふっくらと育っています。
独特の旨みがたまらない海の味覚、カキ。あなたのお好みは、レモンを搾った生牡蠣、芳しい香りの焼き牡蠣、それとも食感がたまらない牡蠣フライでしょうか。
日本各地に産地があるなか、‘カキのあるところ’を表す地名の由来をもつ北海道の産地を選びなさい。

①厚岸
②松島
③的矢
④安芸  “冷たい海が太らせる 海のミルク。”の続きを読む

天下一品の塩焼きは一升のご飯も

カマスあか

冬間近を感じさせる秋の深まりとともに脂がのり、大きく育ってきました。白身の淡泊な味わいは、塩焼きにすると天下一品。この魚の塩焼きが一尾あれば、一升でもご飯が食べられるというほど、その塩焼きは定番です。背開きにした干物も絶品といわれるこの魚を選びなさい。
①カマス
②キス
③サヨリ
④サンマ  “天下一品の塩焼きは一升のご飯も”の続きを読む

笑顔こぼれる 秋の味覚

さば1

この輝き、まさに旬真っ盛り。脂ののりも抜群で、酢でしめていただくのも良し、炊き立ての新米と一緒に塩焼きもたまりません。漁の最盛期を迎えているのは、東北の三陸沖。身が太り、まさに食べ頃の秋の味覚を選びなさい。
①アジ
②イワシ
③サバ
④サワラ  “笑顔こぼれる 秋の味覚”の続きを読む

心していただきたい神の魚

秋鮭

まばゆいばかりに輝く銀色の鱗(うろこ)。秋もたけなわ、主産地の北海道では秋味の名で親しまれるこの魚が身を光らせて、産卵のために近海から生まれた川にのぼってきています。アイヌの人々にとっては‘神の魚’として特別な存在であったこの魚を選びなさい。

①サケ
②シシャモ
③ニシン
④ホッケ “心していただきたい神の魚”の続きを読む

日本の秋といえば、なんといっても。

さんま3

惚れ惚れするような、この美しさ。誰もが知っている「秋」の代表的な魚、さんまの登場です。スラリとしたこの体型、銀白に輝く体色。背側の濃い青色が、この銀白色をより際立たせています。この姿形を表現した秋の味覚、さんまの漢字表記を選びなさい。

①秋味
②秋鯵
③秋鯖
④秋刀魚 “日本の秋といえば、なんといっても。”の続きを読む

なんでもござれの万能魚

イワシ

胴に輝く黒い斑点。頭でっかちの肥満体。私たちにとってもっとも身近な魚、いわしがこの時季産卵をひかえて丸まると太っています。ふつう、いわしといえば、このマイワシ。料理はもちろん、しらす、飼料、油・・・なんでもござれの万能選手。斑点にちなんで、呼ばれているマイワシの別名を選びなさい。

①ななつぼし
②はかりめ
③もんだい
④やいと  “なんでもござれの万能魚”の続きを読む

セレブないかに負けない旨いワタ

するめイカ

昨今は不漁のニュースで話題のこのいかは、北海道から九州まで広く生息しています。国内でとれるいかのうち、およそ8割を占め、刺身、寿司だね、天ぷら、フライ、煮物などあらゆるメニューになるこのいかを選びなさい。
①アオリイカ
②ケンサキイカ
③スルメイカ
④ヤリイカ “セレブないかに負けない旨いワタ”の続きを読む

夏フグの異名をとる怪魚、登場

画像提供:玉寿司
画像提供:玉寿司

スズキやマコガレイとともに、夏を代表する昔ながらの高級魚です。とくに刺身が絶品で、夏場の関東では活けのものがフグのように食べられています。この時期の船釣りの対象としても人気があり、オスかメスが1匹釣れると必ずといっていいほど、もう1匹釣れるという夫婦仲のいい魚としても知られる、この魚を選びなさい。
①アンコウ
②カレイ
③コチ
④ヒラメ  “夏フグの異名をとる怪魚、登場”の続きを読む

骨切りあってこそのこの美味

はも2

関東では料理屋の魚という印象ですが、いまの時季、関西では日々食卓に上がります。この魚の骨の多さは約3,500本と半端でなく、小骨を細かく切る手法のおかげで、‘落とし’や‘ぼたん’、寿司などこの魚ならではの味覚を楽しむことができます。この魚を選びなさい。
①あなご
②うなぎ
③たちうお
④はも  “骨切りあってこそのこの美味”の続きを読む