満開の桜色

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3月20日より「春分」の節気。昼が夜より長くなり、寒さおさまり過ごしやすくなるころ。

春分の日を過ぎると全国から桜開花の頼りが届きます。日本の伝統色でもある「桜色」、この色名が生まれた平安時代は、桜といえばヤマザクラが主流でした。白い花びらと、赤味がかった若葉のヤマザクラを遠くから臨めば、淡く薄いピンク色に見えたことでしょう。

穏やかな春の光を浴びる、満開の桜のイメージを「春分」の色に込めました。

投稿者: 石原 直樹 (季節のあるきかた編集部)

大手広告代理店、企画制作会社にてマーケティングプランナーとして従事。2012年、株式会社ハレノヒコンセプトを設立。商品/催事のコンセプト立案から販促計画まで手がける。日本人のハレの日の心理探求をもとに様々な企画を企業に提案。2015年、Life in Seasons Projectを立ち上げる。