Case008:旭川の二十四節気をつづる一年

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日本には土地それぞれの季節の風物があります。お住まいの地域ならではの、季節の楽しみかたをされている方の声をご紹介します。

Case008:旭川の二十四節気をつづる一年

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●プロフィール
60代男性・北海道旭川市在住

●「季節手帳」をどのようお使いなっていますか?
右ページは、「立春」「雨水」「啓蟄」とそれぞれの頃の旭川市の様子(自然)を中心に記述。左ページには、天気、最高、最低気温を記録。72候に限ってのみ、日の出、日の入りの時刻、積雪を記載しています。右ページに書ききれなかったこと(雑感)も記述。季節手帳のサイクルが24節気ということであるので、それに沿った記述内容(自然、年中行事あるいは両者に関連した内容)を一年間一貫して取り組もうと思っています。

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●「季節手帳」をお使いになって、気持ちや行動の変化はありましたか?
今まで身の回りの自然等については、比較的心を配って、見聞きしてきたつもりであるが、この手帳の最大のコンセプトである「二十四節気」に目を向けることで、より細やかに心配りをするようになり、観察眼もより広く、深くなったのではないかと思われます。

【編集部より】
右ページの素敵なイラストと練られた文章。旭川の二十四節気の描写をとても素敵になさっていてビックリしました。旭川では、立春のころには一面の雪原、立夏の2,3日前に桜が開花、芒種の頃にアカゲラの子育て、七夕は月遅れの8月7日。このように地域独自の季節の移ろいを記すのも、素敵な使いかたですね。

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