夏の終わりの黄昏色

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8月7日より「立秋」の節気。秋のはじまり。暑さなお続くなか、秋の兆しかすかに現るころ。

去りゆく夏と、秋のはじまり。日中の暑さからはとてもとても秋など感じられないこのころですが、意識すれば小さな秋探しをはじめられる時季。
なかでもやはり“秋は夕暮れ”。夕暮れどきを黄昏(たそがれ)と言いますが、その語源は「誰(た)そ彼(かれ) 」だとか。暗くてよく見えない時分から秋の美しさが始まります。

台風一過の鮮やかな夕焼け、遠くでカナカナカナ・・・と鳴くヒグラシ、夏の終わりの夕暮れの美しさを「立秋」の色に込めました。

投稿者: 石原 直樹 (季節のあるきかた編集部)

大手広告代理店、企画制作会社にてマーケティングプランナーとして従事。2012年、株式会社ハレノヒコンセプトを設立。商品/催事のコンセプト立案から販促計画まで手がける。日本人のハレの日の心理探求をもとに様々な企画を企業に提案。2015年、Life in Seasons Projectを立ち上げる。