朝晩の涼やかさを感じつつ、日中の暑さに弱った体はついつい青いものを探してしまう。
視覚効果は重要で、夏の始まりはまだ体が暑さに慣れて無いからどうしたって寒色がいいんです。
これは、本音。
そんな気持ちに応えてくれる自然のサイクルの素晴らしさよ。
おそらく、今が一番青い花が多い時期。
ブルーサルビア、ラベンダー、デルフィニウムにクレマチス。
中でもアガパンサスの存在をご存知でしょうか?
ギリシャ語のagape(アガペ 愛)とanthos(アントス 花) の2語を組み合わせた愛の花は、花言葉には「愛だの恋だの」そんな文句が多い。
薄い紫〜青みがかった厚ぼったい小さな花は、彼岸花のように茎をスーッと伸ばした先に花を沢山つけます。根っこがしっかり張って地中に残るから、「地滑り防止策」に家の斜面に植える事が多いのだとか。夏に涼やかに咲くのだから一石二鳥。
ヨーロッパのウエディング雑誌でミニスカートを履いた花嫁さんがこの花を一輪もったスナップが掲載されていて、「なんってオシャレな花嫁なのよ。」と嫉妬と感動したっけなぁ。花一輪をブライダルブーケに出来るなんてよっぽどの雰囲気と美貌が成せる技か。
夏に贈るなら出来れば「アガパンサス」にしましょうね。
西洋では花言葉として「love letter」。
出来れば‥好きな人からもらいたい。笑。