もみじの葉っぱもまっかだな

momiji

霜が降ると書いて、そうこうと読みます。このごろは、季節もなんだか曖昧で、10月になっても、本州から以西では、なかなか霜が降るような気候にはなりません。

四季がはっきりとしているからこそ、美しい日本だったはずなのに。寒いのはちょっと苦手だけれど、秋が一段と深まって、朝霜が降り、紅葉を見られるのが待ち遠しい気もします。

まっかだな まっかだな
つたの 葉っぱが まっかだな
もみじの 葉っぱも まっかだな
沈む 夕日に てらされて
まっかなほっぺたの 君と僕
まっかな 秋に かこまれている

これは1963年(昭和38年)10月にNHK「みんなのうた」で放送された「まっかな秋」という曲。50年以上前には、ちょうど10月過ぎたあたりが紅葉の時季だったんですね。

コートや暖房器具の準備もはじめて、そろそろ冬支度も考えなくては。読書をしたり、映画をみたり、秋の夜長を楽しむのもいいかも。そういえば、なんだか心も身体もほぐしてくれるココアが、急に飲みたくなりました。

投稿者: 望月 恭子 (季節のあるきかた編集部)

出版社勤務、フリーエディターを経て、出版・広告の企画・制作会社を設立、昨年創立25周年を迎えた。食品、美容、ファッションなど女性や生活に関わるテーマを幅広く扱う。編集を手がけた書籍、ムック本は40冊を越える。現在、専門学校で若い世代にマーケティングの基本などを教えている。