燃えるように咲く彼岸花の深緋色

秋分手帳色

9月22日より「秋分」の節気。夜が昼より長くなり、いよいよ本格的に秋がやってくるころ。

秋の日はつるべ落とし。秋晴れ後のあざやかな夕焼けも一瞬に、あっという間に日が落ち夕闇に。こんなにも日暮れを早く感じるのは、夏の日長が心のどこかに残っているせいでしょうか。
季節の花はやはり彼岸花。秋のお彼岸のころに咲き、根に毒をもつ妖艶な花ですが、別名「曼珠沙華」はサンスクリット語で天上に咲く花の意。この花を見て何を想うのかは人それぞれかもしれません。

燃えるように咲き誇る、彼岸花の花弁の深緋色を「秋分」の色としました。

※写真は開花目前の彼岸花

投稿者: 石原 直樹 (季節のあるきかた編集部)

大手広告代理店、企画制作会社にてマーケティングプランナーとして従事。2012年、株式会社ハレノヒコンセプトを設立。商品/催事のコンセプト立案から販促計画まで手がける。日本人のハレの日の心理探求をもとに様々な企画を企業に提案。2015年、Life in Seasons Projectを立ち上げる。